ジョン D ルイス インタビュー
●えっと、先ずは傑作でした。今回のアルバム『ベイシッティローラーズ』はお世辞じゃなくて、20年、いや、50年先も聴かれる名盤になると思います。
ジョン ありがとう。だけど俺は100年先も聴かれると思うぜ。
●やっぱりタイトルについては大方が気になってると思うんだけど、彼らについてはリスペクトのような特別な感情があるんですか?
ジョン おいおい、冗談だろ? それを答えたらマジックが解けてしまうよ。
●夢なら覚めないで! ということですね。わかります。
ジョン ファッキントップ!
●イギリスでは最高15位、アメリカではランク外。この結果についての自己評価はいかがですか?
ジョン かなり順調だな。計算通りと言っていい。俺はベストを尽くしたし、これからもっと成果は広がるはずだぜ。なんせ今回はファッキンポップだからな。
●なるほど、でも、まぁとにかく貴方がいつも狙っている一位ではありませんでしたが、その現実についてはどう思いますか?
ジョン ムカつくぜ! まぁ俺は誠実に過ぎるんだろうな。逆に胡散臭い連中が売れる世の中さ。俺は媚びない、思うようにやる。時代の先端を行き過ぎたかもしれないね。
●なるほど。ところで、北朝鮮のプレスの『ベイシッティローラーズ』への評価は大絶賛でした。どう思いましたか?
ジョン ファッキントップだな。俺は世間にショックを与えようとはしたけれど、あんなに前向きに捉えてくれたのは…トップだぜ。
●待って、あなたは常にマスコミは信用しないと言っています。いい評価を貰えたら信用しちゃうんですか?
ジョン マスコミってのは手の平がえしを繰り返す。それは俺だってわかってるさ。だけどオレが言いたいことをしっかり受け取ってくれるならそれはやはり嬉しいもんだ。なんせ俺は世界一孤独な少年だったからね。
●そう言えば、ファンの女の子をホテルに連れ込んだりするのには全く興味がないと前に言っていました。もちろん、今回の来日でもそんなことは…してませんよね?
ジョン おいおい、んー、いやいや笑
●おやー?笑
ジョン 世の中は常に変わり続けるもんさ。俺は変化を受け入れるし、変化を求めるだけだよ。
●苦笑
ジョン ファッキントップ!
●それでは最後に、1985年はあなたにとってどんな年になると思いますか?
ジョン そうだな。時代は常に変化の中にある。つまり俺たちは常に変化の中にいるんだ。変化を受け入れることと、変化をしないこと。その中心を狙って生きるぜ。
●それはつまり、その、バランスをとっていて何も変わらないということになると思いますけれど。
ジョン ファッキントップ!
読んでくれてありがとう。明日も元気で!
多分僕もまた来ます。